ピアノを習い始めて1~2年目くらい経つと、スランプ状態に陥る子供も目立ち始めます。

始めの頃は「ピアノ楽しい!」とヤル気満々でも、必ずしもそれが持続する訳ではないんですね。

原因は何か?

「難しくなってきた!」

8割の生徒さんは、この一語に尽きる気がします。
楽譜も3冊・4冊と膨らみ、始めは「本が増えて嬉しい」と思ったのもつかの間、どうもプレッシャーになっていくようですね。

現実には、壁を経ない成長などあり得ませんので、ここからが肝心です。

「さァー、どうするか?」

ピアノは、楽しいだけでは弾けないです。
新たなテクニックが出てくると、すぐに弾けるわけがないですよね。

だから

「すぐ弾けたら凄いよ。弾けなくて当たり前だよ。」

と、常套文句を言いながら、淡々と繰り返し弾かせますが、本人の顔は曇るばかりです。

勝気な子は、泣いてでも頑張ろうとする姿勢を取りますが、普通はそこで「嫌」になってしまう傾向が強いようです。

「私もそうだった」

というご父兄も、案外少なくないかも知れませんね。

そこで私はどうするのかというと、

まずは、以下の三点のどれかを選びます。

☆難しい曲は、保留
☆宿題の量をグッと減らす
☆予習型のレッスンをする

暗くなりかけた顔に笑顔を取り戻す方法です。

予習型のレッスンと呼んでいるのは、

まず、すぐに弾けるように、片手ずつできることを確認させます。

その後両手で超ゆっくり合わせると、皆できます。

「ほらできたね!」

と、すかさず褒めたたえ

「お家のピアノさんで、こうして弾いてみてね!」

と言って安心させるのです。
この予習型は、功を奏します。

お家で、どう弾いて良いのかわからなくなるんですよね。

「何だ、こうやればいいんだ!
簡単だ!」

と、お家での練習方法を予習させます。

ピアノは、一歩一歩の前進です。

曇り顔が晴れて笑顔が現れた時は、私も最高に嬉しいです!