酉年の置物と金色の扇子の画像

新年、明けましておめでとうございます。

2017年も埼玉県朝霞市の永井ピアノ教室を宜しくお願い申し上げます。

さて、新しき年を迎え、40数年にわたる自分のピアノレッスン人生を振り返ってみました。

若い頃の私は、どのような生徒さんにもピアノの上達方法を指導していた気がします。

しかし40代の頃、一人一人の上達には違いがあり、押し並べたような指導方法では成功しない事がわかりました。

そして60代半ばになる現在。
昔と大きく違うのは、生徒さんとの向き合い方が変わった事です。

最近はホームページから、朝霞市や和光市の多くの方々の問い合わせを頂くのですが、当然ながら初めてお会いする方ばかりです。

体験レッスンでは、まずお会いして話を聞き、ご本人のピアノに対しての希望・要望を伺うことの大切さを身に感じています。

お一人お一人のレッスン内容を模索するには、子供でも大人でも、まず相手を知る事が極めて重要だと思います。

上達への喜びを味わっていただくためには、相手を理解しなければなりません。

子供に対しては、秘めた力を引き出す義務があると思っています。

大人の方々は、人生経験の色合いが皆さん違っているため、レッスンカリキュラムは、個々違ってきます。

「生徒さんのために、生徒さんのピアノを通じての幸せのために、役立つ自分となりたい。」

当たり前の思いですが、新春の誓いとして、心に刻みたいと思います。