前を向いて何かに歓喜する男の子

指揮者の小沢征爾さんが、音楽界の最高栄誉「グラミー賞」を最優秀オペラ録音部門で受賞なさいました。

2013年8月に、サイトウ・キネン・オーケストラで【ラヴェルの歌劇「こどもと魔法」】を指揮した公演を収録した作品です。

心より、祝福を申し上げたいと思います。
受賞 おめでとうございます。

現在80歳の小沢征爾さんは、かつて体調不良で一年間休養なさり、心配しておりましたが、その後復帰なさってのご活躍に安堵しておりました。

昨日(2月16日)の新聞には、小沢征爾さんが、小学生1500人を招き、オペラ「こうもり」を京都で上演した記事がありました。
小学生にオペラの迫力を生で体感してもらう企画でした。

この1500人の小学生の中には、生の音楽を聴いて、心打たれる感動を味わい、将来への道に進むきっかけとなる方が登場するかも知れません。

こうした、人を思いやる小沢征爾さんの人間愛に、いつも心惹かれております。