一人ひとり、

ピアノへの想いを大切に。
「ピアノ楽しい!」から

「もっと弾きたい!」を育むレッスン

ピアノ講師の永井八重子です

はじめまして。
永井ピアノ教室の講師、永井八重子(ながいやえこ)です。

東京都足立区出身。
埼玉県朝霞市に住むこと30年あまり。

東京音大ピアノ科を卒業以来、40年以上にわたるレッスン経験に裏打ちされた個別指導力が自慢です。
この40数年間、子供から大人、保育士希望者、主婦、熟年の方など、数多くの方々にピアノレッスンをさせて頂いてきました。

カワイ音楽教育研究会会員。
一般社団法人全日本ピアノ指導者協会(PTNA/ピティナ)指導会員。

大切にしている方針

当教室の指導方針として、私が大切にしている事。
それは、子どもの生徒さんと大人の生徒さんとで少し異なります。

子どものピアノ教室に大切なこと

子どもは皆、歌ったり踊ったりするのが大好きです。
音楽が嫌いという子は、一人もいません。

この音楽が好きな気持ちを、向上させること。
「楽しい!」という感情を維持させること。
それが指導者の第1の役目だと考えます。

子供は、大好きなことには、夢中になって取り組みます。
子供は、大好きなことにこそ、一番の力を発揮します。
子供を大好きにさせるのは「楽しい!」という感情です。

このありきたりな事実が、根幹です。
当たり前のことですが、指導者が片時も、絶対に忘れてはならない事です。

ピアノ指導者の仕事はピアノを上達させることです。
もちろん私も上手くなってほしくてレッスンをします。
上達のために大切な技術的なこともたくさんあります。

しかしどんな指導も、どんな教材も、どんな名曲も、本人にやる気がなければ虚しいものとなります。

やる気ゼロは、エンジンゼロ。
一歩も進みません。
子供の場合は特に顕著です。

楽しい!がいっぱいは、やる気もいっぱい。
エンジン全開で爆走します。
子供の場合は特に顕著です。

したがって、本人のやる気をいかに引き出すかがカギになります。

子供も一人ひとり、好みや個性が違います。

指導者の頭の中の「べき」「ねば」ではなく、それぞれの気持ちや好き嫌いを理解し、認めてあげることです。

そして小さな進歩も見逃さず、がんばった事や上達したことは、たっぷりとほめてあげることです。

子供は、自分の個性が認められる事で、安心感と自信をもち、「もっとピアノを弾きたい!」と自ら思うようになるのです。

一人ひとりの気持ちを大切にすること。
本当に大切な事は、おどろくほどシンプルで、ありふれているものです。

子ども本人がピアノを楽しめるか、やる気が出るか。
常にそれを満たす(あるいは損なわない)範囲を、一人ひとり、大切に見極めて指導に臨むこと。

私はそれを、ピアノレッスンで発生する、あらゆる判断、あらゆる選択の基準としています。

また私は、ピアノ指導者と同時に、教育者でもあると思っています。

物事は、どう思って取り組むかにより、成功や失敗といった現象が現れます。

「やろう! 上手になりたい!」
そう思わなければ、上手くはなりません。

「やればできる! 不可能はない!」
そう思って取り組むことで、物事の結果がどれほど変わることでしょうか。

大人に向う成長期に、こうした積極的思考を持ち、一歩一歩前進していこうとする、努力の姿勢を固めて頂きたいと、思っております。

こうしたメンタリティーを持つ人と持たない人。
この両者が社会人となり、10年、20年、30年と経つ中で、人生にどれほどの開きが出るか……。

それを思うと、取り組む姿勢の大切さ、考え方の大切さを、ピアノを通して実体験として身に付けて頂きたいと、願わずにはいられません。

私はそれが、子どもがピアノを習う事の、もう一つの大きな大きな意義(価値)だと思っています。

私は日々、子供がピアノを習い上達していくその奥に、人として成長していく姿を見ています。
とても嬉しいことです。

これが、私が子どものピアノ教室について、大切にしている方針です。

▼生徒さんの成長の様子は、日々のレッスン日記で一部ご紹介しています。

大人のピアノ教室に大切なこと

「ピアノが弾けたらいいなぁ~!」

これがほとんどの方の第一声です。
大人の方は皆、夢を持ってお越し下さいます。

もちろん子供もピアノに憧れて始める子は多いですが、大人が子供と違うのは

「大好きなあの曲が弾きたい!」
「以前ピアノを習ったけど、もう一度やってみたい!」
「家族と音楽を楽しみたい!」
「ボケ防止を兼ねた趣味をもちたい!」

というように、かなり具体的な目的や目標をお持ちの方が多いことです。

ご要望は、お一人おひとり違います。
大人のピアノ教室では、その要望にお応えできるようなレッスンを、最初から心がけます。

また、子供の指導では「弾きたい」という意志が子ども本人に育つよう努めますが、大人の方は最初から意志がはっきりされています。

気持ちの上で、大人のピアノ教室で大切にしていることは、「弾ける自信を持ち続けていただく」ことです。

「この年齢で弾けるかな……」

そうした不安を抱くのも大人の生徒さんです。

大人の方は、男性も女性も、新卒の方からご高齢の方まで、様々な方がお見えです。

それぞれにご家庭やお仕事もお持ちです。なかなか満足に練習できない事情は、よく承知しております。

自宅練習ができなかった時は、レッスンで練習しましょう。一人の練習よりも、ずっと質の高い練習時間を得ることができるでしょう。

ゆっくりとしか進まない中で、最初の夢をあきらめずに持ち続けること。

これが、大人のピアノ教室について、大切にしている方針です。

子供の指導方針では、私は生徒さんの教育者でもあると書きました。
大人のピアノ教室の場合は、この立場は逆になると、私は思っています。

私の人生は、ある意味で「ピアノバカ」です。
そのような世間への狭い認識の私ですが、様々なお仕事を通して社会貢献なさっている方々が、当教室にお越し下さることに、本当に感謝しております。

皆様の人間性に触れ、人生から得られた教訓や智恵の言葉を耳にさせて頂き、尊重の思いが湧きあがってくるのです。

縁あって頂いたこの出会いもまた、とても大切にしたいと思っております。